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概要ヴァンパイア The Night Warriors ヴァンパイア ハンター Darkstalkers' Revenge ヴァンパイア セイヴァー The Lord of Vampire ヴァンパイア セイヴァー2 / ハンター2 ヴァンパイア クロニクル(DC・PSP) ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション(PS2) ヴァンパイア リザレクション(PS3 / Xbox360) 特徴的なシステム操作形態 チェーンコンボ ガードキャンセル(GC) アドバンシングガード(AG) 追い討ち攻撃、移動起き上がり インパクトダメージゲージ スペシャルゲージ / スペシャルストックゲージES必殺技 EX必殺技 ダークフォース 乱入キャラクターと最終ボス MUGENにおけるヴァンパイアシリーズ 概要 カプコンの2D対戦型格闘ゲーム。 それまでのカプコン対戦格闘の看板であった『ストリートファイターII』シリーズとは方向性もイメージも切り替わった、 まさに「新しいカプコン格闘のスタイル」として作られたタイトルである。 いくら『ストII』シリーズがカプコンの看板であるとはいえ、 度重なるマイナーチェンジの繰り返しは「今後『ストII』以上の物は果たして作れるのだろうか」という疑問をカプコンファンにすら少なからず抱かせており、 また『餓狼伝説SPECIAL』や『サムライスピリッツ』を大ヒットさせたSNKの追随もあった時期に、このタイトルは発売された。 まずこれまでの大きな変化として挙げられるのは、扱えるプレイヤーキャラ群だろう。 それまでの対戦格闘キャラは「人間」ないし「人型メカ」というのが一般的であったが、 『ヴァンパイア』では登場する全てのキャラクターが「モンスター(シリーズ作中では「ダークストーカー」と称する)」で統一されている (シリーズを重ねる内に人間も入ってきてはいるが…本当にあれは人間なのだろうか)。 さらに、それまでの立体的に見せるのが基本のグラデーションから、当時のプレイヤー層に馴染みの深いアニメ塗りという単純化したグラデーションに変え、 それが『スーパーストIIX』の約2倍のドットアニメーションで滑らかに動く様は、視覚的にも衝撃であり、 そして「人間」という枠組みを越えた動きやトリッキーな攻撃も、プレイヤーに「モンスターならでは」という認識を与える事に成功した。 『バトルファンタジー』『バトルブレイズ』等の先例があるとはいえ、所謂人外キャラ・獣キャラの登場する格闘ゲームの嚆矢と言えるだろう。 90年代前半にして猫耳娘を実戦投入した作品でもある。 また、システム面でなされた新たな試みとして「チェーンコンボ」がある。 それまでの連続技が「通常技の戻りを必殺技でキャンセルする」事で成立していたのに対し、 「通常技から通常技へとキャンセルして繋ぐ(チェーン)連続技」をシステムに組み込む事で、スピーディーで爽快感のあるゲーム展開を生み出した。 一方で、チェーンコンボによる強力な固めに対する切り返し手段として、 ガード中にガードモーションをキャンセルして反撃に転じる「ガードキャンセル」の概念も追加された (ただし、「チェーンコンボ」や「ガードキャンセル」をヴァンパイアシリーズの特徴的なシステムとして強調したのは『ハンター』からで、 初代『ヴァンパイア』では、存在していたものの表だっての紹介などはされていなかった)。 こうした試みは、加熱を増した対戦格闘ブームに新たな方向性を示し、所謂「コンボゲー」として発展・進化しながら継承されている事からも分かるように、 改めてゲーマーおよびゲーム業界に「カプコンこそが格闘ゲーム界のパイオニアである」と見せ付けたタイトルであったと言えよう。 余談だが、初代『ヴァンパイア』には、タイトルの使用にちょっとした制限があり、 「(C)TEZUKA PRODUCTION」というコピーライトが追加される事になっている。 これは、手塚治虫の漫画およびそれを原作とする実写テレビドラマ『バンパイヤ』への配慮によるもので、 このゲームが手塚作品の剽窃ではなく、また手塚プロダクションもそれを了承している事を示すためである。 このシリーズはキャラクターやデザイン的な部分において海外市場を強く意識していた傾向があるが、 当の海外からは「動き過ぎてかえって気持ちが悪い」と前述のグラフィックが裏目に出たような意見があり、 また、中には宗教的な見地から、 「魔界の悪魔や魔物に対しこれを聖なる力で浄化し人間を守る存在として、あるいは単に『魔』側の対抗勢力としての『神』」 という存在に対する強い信仰心と反りが合わなかったのか、ゲーム内容はさておきその他諸般の要素が受けなかった層もいたらしく、 開発スタッフの船水氏は当時、雑誌のコメントで「ヴァンパイア(シリーズ)はもうしばらくの間やりたくないんです」と、弱音とも取れる発言をしている (ちなみに、この頃は『セイヴァー』で人間世界に存在する何者かを意識する発言をするキャラクターがおり、続編の可能性を匂わせていた)。 とはいえこれらの見方も数あるプレイヤー層の意見に過ぎず、 2000年代初頭の時点でもインターネット上にファンアートが公開される位には当時から宗教観に囚われない海外人気がある事を窺わせる (2009年にも『ヴァンパイア』発売の15周年を記念して、アメリカでハードカバーの画集が出ている)。 過去に『ストリートファイターIV』開発プロデューサーの小野氏が「ストIVが成功したらヴァンパイアシリーズをもう一度作りたい」 と発言していた事もあり、今後のシリーズ継続を望むファンの声は絶えない。 『ヴァンパイア』シリーズOP集 ヴァンパイア The Night Warriors 記念すべき第一弾。 CPシステムII基板にて1994年7月稼働。 ある夜突如、闇の住人達の意識に我の下へ集えという謎の思念が語りかけ、その声に導かれた10体のダークストーカーズが戦いを繰り広げる。 プレイヤーが使用できる10体の他、ボスキャラクターとして2体のCPU専用キャラクターが登場した。 対戦時にそれぞれのキャラクターの種族名(モンスター名)が表示されるのが特徴となっている。 システム面では既に基本的な概念は完成していたものの、対戦において充分に機能していたとは言えず、まだまだ発展途上な面が窺える。 しかし、キャラクターの動きや常識的概念を覆すキャラクター達の攻撃方法は、当時のプレイヤー達の目を引くには充分であり、プレイ人口を増やす事に成功。 新しいカプコンの顔となるには充分な出来映えとなった。 家庭用版は意外な事に、単品ではプレイステーションにのみ移植されていた。 とはいえ、この移植の時期が遅く、同じ時期にセガサターンで続編の『ハンター』が既に発売されていた上に、 やたらロードが長い、コマ落ちが激しい、オプション設定が貧弱(セーブすらない)など移植の完成度も低い。 代わりに、何故かOPで矢沢永吉氏が歌う主題歌が入ったCGムービーが入るという謎の微妙な追加要素が存在する。 この状況に「余計な物を入れるならマトモに作れ」と怒るユーザーも居たが、実際の所は、 「ディスク自体の容量は余っていたが、ハード側に大量のスプライトを読み込んで使うだけのメモリがなかった」 というやむを得ない事情によるものなので、どうしようもなかったのである (特にPSはSSに比べ3D処理には優れていたものの、大量のアニメデータを扱う2D処理にはあまり向いていなかった)。 結局、完全移植となる後述のプレイステーション2版『ダクコレ』が出るまでは、唯一の移植作でありながら、 その出来は褒められる物ではなかった。 使用可能なキャラクター デミトリ・マキシモフ、モリガン・アーンスランド、ガロン、フェリシア、ビシャモン、ザベル・ザロック ビクトル・フォン・ゲルデンハイム、サスカッチ、オルバス、アナカリス CPU専用キャラクター フォボス(中ボス)、パイロン(最終ボス) ヴァンパイア ハンター Darkstalkers' Revenge CPシステムII基板にて1995年3月稼働。 『ハンター』というタイトルの通り、「闇の住人を狩る」立場の新キャラクターとしてドノヴァンとレイレイが追加され、 前作のボスキャラクター2体も使用可能になった。 前作のアッパーバージョン的な位置付けとなっているため、キャラクターの基本カラーやステージの配色は前作の色違いで、BGMも前作のアレンジ。 一方でシステム面は大幅にてこ入れされ、 「チェーンコンボ」の幅が大きく増え、「ガードキャンセル」も意識して出しやすくなった上、成功時にはそれと表示されるため視覚的に分かるようになり、 また複雑だった前作の必殺技コマンドも単純なものに見直され、分かりやすさ・操作のしやすさを重視した様々な調整が行われている。 CPUのアルゴリズムは設定したものを基準に圧勝すれば強く/苦戦すれば弱く変化する、オートガードなど初心者にも遊びやすい工夫がなされている。 対人戦時のゲームバランスに関しても、完成度は極めて高く、シリーズでも屈指の人気作であり、今なお本作を最高傑作とする声もある。 家庭用ではセガサターン版がある。 実際の所、上記の初代『ヴァンパイア』のプレイステーション版と同時開発発表であり、 当初はPS版と同じく初代『ヴァンパイア』が移植される予定だったのだが、 当時、セガサターンではアーケードゲームでのヘヴィーユーザーが多い事、 家庭用ゲーム機での2D機能に関してはNEOGEOに続いて非常に高スペックを保っており、 メモリが少ない事以外は十分に再現出来る事から、いち早くセガサターンへの移植は『ハンター』に切り替わったのである。 隠し要素も充実しており、アーケード攻略などにも使えるデバッグモードもあるなど、 至れり尽くせりの移植となっている。 + サターン版デバッグモード 以下の手順でデバッグモードに入れる。 本体の内蔵時計の日付を1998年1月24日に合わせる。 最初のローディングが終わりデモ画面が始まるまで、ABCボタンを押しながら起動。 OPTIONを選択し、以下のコマンドを入力。入力成功の度にパリーンという効果音が流れる。一部のコマンドは別の効果も併せ持ち、既に入力済であればその項目は飛ばして良い。DIFFICULTYに合わせてアストラルヴィジョン(XX→YZ) TURBO SPEEDに合わせてダークネスイリュージョン(XX→AZ) - スピード8段階化コマンド。 SCREEN SIZEに合わせて天雷破(ACYY↑) - ポーズ時の画面暗転防止コマンド。 DEFAULTに合わせてチェンジイモータル(YX←AB) CONFIGURATIONに合わせてファラオマジック(BX↓AY) - 「APPENDIX」出現コマンド。 APPENDIXに合わせてファラオスプリット(XX↓BC)ここまでを全て入力するとガロンの遠吠えが流れ、この状態がセーブされる。以降は時計を戻しても良く、次回以降は上記は不要で次の手順からで良い。 一旦リセットし、再度ABCボタンを押しながら起動するとデバッグモードになっている。 デバッグモードではポーズをかけてLを押すとコマ送りになる。またRを押しながらAからZのボタンを押す事で以下の機能のオンオフを切り替えられる。 A:体力が減らない、アストラルヴィジョン持続時間無限。 B:残り時間が減らない。 C:スペシャルストックゲージ無限。 X:ダメージ情報表示。 Y:判定表示。 Z:使用中のキャラのエンディングへ移行(これのみオンオフではない)。 また、後述するシリーズ完全移植セットのプレイステーション2版『ダクコレ』へも収録された他、 PS3/Xbox360版『リザレクション』にもHDリマスター移植された。 使用可能なキャラクター デミトリ・マキシモフ、モリガン・アーンスランド、ガロン、フェリシア、ビシャモン、ザベル・ザロック ビクトル・フォン・ゲルデンハイム、サスカッチ、オルバス、アナカリス、フォボス(中ボス)、パイロン(最終ボス) ハンターで追加された使用可能なキャラクター ドノヴァン・バイン、レイレイ ヴァンパイア セイヴァー The Lord of Vampire CPシステムII基板にて1997年5月稼働。 『ヴァンパイア』シリーズの新展開として登場。 新キャラクターとしてジェダ、リリス、バレッタ、Q-Beeの4体が追加され、代わりにフォボス、パイロン、ドノヴァンが削除された(ただし家庭用では復活)。 最も大きな変更点として、「インパクトダメージゲージ」の導入が挙げられる。 それまでの対戦格闘では、「ライフゲージを0にするとK.O.、次ラウンドでは体力を完全回復させてスタート位置から仕切り直し」が基本であったが、 本作では、「ライフをゼロにしても一時的なダウンとしてカウント、その場から簡単に仕切り直して試合続行」という流れとなった。 もう少し詳しく言えば、ダウンした方はダウンした時点で体力を全回復させ復帰するが、 ダウンさせた方は現状体力のまま再開されるという事であり、これにより戦闘が継続中であるという緊張感と、スピーディーな展開が生み出された。 さらに、これによる一方的なライフの不利等を考慮し、「ヴァイタルソース」の概念が追加されている。 なお、本作からはナレーションの演出が追加されており、ラウンド開始とKO時だけでなく、 コンボが決まった瞬間にもボイスがほとんど低音処理されずに追加された (ナレーションを担当したうえだゆうじ氏の低声演技が聞ける数少ない作品である)。 前作と比べると、「ヴァイタルソース」の存在により、高い攻撃力の割に実ダメージは低いという状況があり、 それを含めた攻め・守り・ゲージ使用を考えねばならず、さらに「アドバンシングガード」も追加された事で、 対戦ではより高度な駆け引きが求められるようになった。 ただし、この頃は同社の『ストリートファイターII TURBO』を頂点とした、ゲームスピードの過剰高速化がようやく沈静化を始めてきていた頃で、 『ストリートファイターIII』の登場でやっと一定の歯止めがかかった状況であった。 その趨勢の中で、当作品はノーマルモードとターボモードの選択で対応しようとしていたものの、ノーマルモードでも中々のスピーディな試合展開であり、 ましてやターボを選んだが最後、モーションスピードもそうだが、先述したインパクトダメージによるラウンド切り替えの早さ、 ダッシュ攻撃(&一部キャラの空中ダッシュ攻撃)を絡めた奇襲的な連携、 ガードキャンセル・アドバンシングガードを前提としたガード上等による攻め・固めの強力さなどが複合的に絡み合い、 もはや常人には何が起きているのか分からない試合展開が画面上に映し出される。 ある程度システムを理解したプレイヤー同士の試合ともなると、1ラウンド終了(ダウン)に要する時間が30秒、 インパクトダメージゲージを取り合って2:1のラウンド先取で、1試合終了に要する時間でさえも1分30秒未満だった……など、 令和の時代では容易に信じ難いスピード決着となる事も珍しくない。*1 また、このスピードに慣れたプレイヤーは他のゲームの「見えない中段」が「見えて」しまうというニュータイプ化現象も……。 この尋常ではないスピードに慣れた者には好評を博し(現在も有志の大会レギュレーションでは最も高速なゲームスピード設定が推奨されている)、 今なお稼働しているなど息の長いタイトルとなったが、同時に旧作経験者の中にもこの過剰高速化ブームに馴染めず、 また『ハンター』までの一部参戦キャラが削除された事も伴い、離れていくプレイヤー達も目立ったナンバリングタイトルとなった。 当時、2D格ゲー全体で顕在化し始めていた「コアなプレイヤー」と「新規に入ろうとするプレイヤー」との間での格差、 作品に感じる温度差がくっきり表れてしまった代表的な一作品とも評されている。 そのあたり、カプコン側も『セイヴァー』が内包する事になった問題を理解していたようで、 数ヶ月後という当時としては異例の短期間でのヴァージョンアップとも言える『ハンター2/セイヴァー2』を世に送り出す事になったのだが……(詳細は後述)。 家庭用ではセガサターン版とプレイステーション版がある。 セガサターン版はメモリの少なさを、ROMカセットスロットにD-RAMを4MB載せて拡張した「4MB拡張RAMカートリッジ」を挿す事により、 アーケード版とほぼ同じクオリティを維持しての移植を実現している。 プレイステーション版は『EXエディション』としてオリジナル要素も数多く付加され、かなり充実した内容となっているが、 セガサターン版とは違いメモリ容量が少なく、また拡張RAMを装備して補うという手段も使えないため、 アニメーションパターンに関してはやはり、かなりの枚数制限が発生しており、 動きにぎこちなさがあるのは否めないものとなっている。 こちらも後に後述のシリーズ完全移植セットのプレイステーション2版『ダクコレ』に収録された他、 PS3/Xbox360版『リザレクション』にもHDリマスター移植された。 使用可能なキャラクター デミトリ・マキシモフ、モリガン・アーンスランド、ガロン、フェリシア、ビシャモン、ザベル・ザロック ビクトル・フォン・ゲルデンハイム、サスカッチ、オルバス、アナカリス、レイレイ セイヴァーで追加された使用可能なキャラクター リリス、バレッタ、Q-Bee、ジェダ・ドーマ 隠しキャラクター ダークガロン、シャドウ ※シャドウは倒した相手に憑依するという設定の特殊キャラ CPU専用隠しボス 朧ビシャモン(家庭用のみ使用可能) 家庭用のみ使用可能なキャラクター ドノヴァン・バイン、フォボス、パイロン ヴァンパイア セイヴァー2 / ハンター2 CPシステムII基板にて1997年9月稼働(2バージョン同時稼動)。 日本国内でのみ稼動。 どちらも『セイヴァー』のマイナーチェンジ版で若干の調整がなされ、『ハンター』からフォボスとパイロンとドノヴァンが復活した。 さらに、前作の隠しボスであった朧ビシャモンと、相手キャラクターをコピーするマリオネットも使用可能となった。 ただし、どちらの作品も『セイヴァー』から一部のキャラクターが削除されており、ダークガロンに至っては両方共登場しない。 また、「ダークフォース」が全キャラクター共通のものに変更され、エンディングデモなども大幅に簡略化された。 なお、『ハンター2』は見た目や内容こそ『セイヴァー2』のコンパチだが、BGMや勝利メッセージが『ハンター』準拠の物に差し替えられているという、 凝った作りになっていた。 このように2バージョンに分かれたのは、基板のROM容量不足のため、1枚に全キャラクターを収録する事ができなかったからだと言われている。 しかしプレイヤーにしてみれば、バージョンによって出来ない対戦の組み合わせが生じる事は不満でしかなく、 純粋に2つに分けた意味そのものが疑問視された。 また前作で問題視されていた部分に若干の調整が加えられたが、それがプラスに働いているとは言いがたく、 先の使用キャラの問題と相まって、シリーズ中では2バージョンとも評価が低く、基板もそこまで多くは出回らなかった。 特に1台しか導入しなかったゲーセンでは『ハンター2』の方が割を食い、見かける事は少なかった。 『セイヴァー2/ハンター2』共通で使用可能なキャラクター デミトリ・マキシモフ、モリガン・アーンスランド、フェリシア、ビシャモン、ザベル・ザロック ビクトル・フォン・ゲルデンハイム、アナカリス、レイレイ、フォボス、パイロン、ドノヴァン・バイン 隠しキャラクター 朧ビシャモン、シャドウ、マリオネット ※マリオネットは対戦相手と同じ姿になるという特殊キャラ 『セイヴァー2』でのみ使用可能なキャラクター リリス、バレッタ、Q-Bee、ジェダ・ドーマ 『ハンター2』でのみ使用可能なキャラクター ガロン、オルバス、サスカッチ 『ハンター2』の方は1キャラ分足りないため、キャラセレクトの最上段は空欄になっている。 人気が振るわなかったせいもあり、家庭用でこの二作の「純粋な」移植作は、下記のPS2版『ダクコレ』が登場するまで無かった。 その代わり、上記で解説したPS版『ヴァンパイア セイヴァー EXエディション』にて、 『セイヴァー』『セイヴァー2』『ハンター2』の3作品を1本にまとめたという謳い文句で、キャラクター選択時に『セイヴァー』をベースにした「D.F.チェンジ」、 『セイヴァー2』 『ハンター2』をベースにした「D.F.パワー」の2種類のキャラクタータイプを選択可能で、 後述の『クロニクル』に先駆けて『セイヴァー』対『セイヴァー2』といった、 それぞれ異なる作品の性能のキャラクター同士を対決させるというシステムを実現させている。 ヴァンパイア クロニクル(DC・PSP) 家庭用オリジナル作品。海外版はPSP版のみ存在。 『セイヴァー2』のゲームシステムを基に、ダークガロンを除いた過去シリーズの全キャラクターが総登場。 ゲームモード(ゲージのタイプ)を初代『ヴァンパイア』『ハンター』『セイヴァー』の3種類から選び、 キャラクターそれぞれが『ヴァンパイア』『ハンター』『セイヴァー』『セイヴァー2』の4種類からキャラクタータイプを選択して戦う。 これらは『ストリートファイターZERO3』の「ISMセレクト」のように、グラフィックや演出は主に『セイヴァー2』をベースにしているが、 技の性能などがそれぞれのシリーズ風のものに変化するというもので、原作の性能そのままではない(原作から全般的に弱体化がなされている)。 各シリーズに登場していなかったキャラも、そのシリーズに合わせた性能が新たに設定され、各タイプを選択できる (例えば『ヴァンパイア』タイプのドノヴァン、『ハンター』タイプのジェダなど)。 CPU戦は『セイヴァー2』に準じてジェダが最終ボスの共通エンディングとなっているが、 各シリーズのOPとスタッフロールがおまけムービーとして別に収録されている。 言ってしまえば『ハイパーストリートファイターII』のヴァンパイア版なのだが、 上記の通り原作の性能を完全再現しているわけではなく、 さらにゲームシステムのベースがキャラ調整に問題のあった『セイヴァー2』だったという事もあって評判はあまり良くなかった。 後に発売されたPSP版では、3体のキャラクターを選んで魔界にそびえる塔を登って行く「タワーモード」と、 イラストや過去の作品のエンディングなどを閲覧できる「クロニクルモード」が新たに追加された。 ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション(PS2) 『ヴァンパイア』シリーズAC版全5作を集めたプレイステーション2用ゲームソフト。 2005年5月29日に発売された。略称は「ダクコレ」。2006年には廉価版も発売されている。海外版は存在しない。 完全な移植とは言い難かったPS版やSS版に比べ、アーケード版と遜色ない移植度を誇る。 アーケードで存在したバグは基本的に修正されているが、隠し要素としてバグ再現版でもプレイできる。 加えて全作品にトレーニングモードが完備され、設定画などが見られるアートギャラリーの他、 隠しモードとして『セイヴァー』『セイヴァー2』『ハンター2』の3作品には全キャラ使用可能なアレンジバージョンが用意されている (そのため、実質5+3で8本収録)。 この内『ハンター2アレンジ』だけは、原作が『セイヴァー2』のコンパチだったが為に差別化のため、 新たにシステムの大幅な改変(『ハンター』までと同じラウンド制・ヴァイタルソース廃止・ジャストディフェンス導入など)が行われている。 また、ドノヴァンの成れの果てとされるディーは『ダクコレ』のみのキャラクターである。 非常に高い移植度と、初めて完全移植がなされた事、カプコンの販売方法の関係で非常に安く簡単に手に入れられる事から、一定の評価を受けている。 ダクコレで追加された使用可能な隠しキャラクター ディー ※追加隠しボスとしても登場。アレンジ版『S2』&『H2』では難易度NIGHTMAREのときに限り、アーケードモードで隠しボスの朧ビシャモンを倒した直後に必ず乱入してくる。 ヴァンパイア リザレクション(PS3 / Xbox360) 2013年3月14日に発売されたリメイク版。 アーケード版『ハンター』と『セイヴァー』を2作セットでHDリマスター化したもので、ネット対戦にも対応している。 ただし基本的な内容はアーケード版に忠実であり、『セイヴァー』にも追加キャラは一切居ない(一応朧ビシャモンが使用可能になっている)。 特徴的なシステム 操作形態 1レバー+6ボタン(弱中強パンチ、弱中強キック) チェーンコンボ タイミング良くボタンを押す事で、技から技へと連鎖するように攻撃を繋げる事ができる。 複雑な操作ができない初心者の救済策として考案されたシステムであるが、 初代『ヴァンパイア』ではタイミングが難しすぎてその任を果たせず、『ヴァンパイア ハンター』以降に改善された。 なお正式に「チェーンコンボ」と名付けられたのも『ハンター』からで、 初代『ヴァンパイア』当時は公式名称がまだなく、雑誌『ゲーメスト』などでは「目押しコンボ」と呼ばれていた。 この初代の「目押しコンボ」は、弱Pか弱K→中→強という流れのみの所謂「3ボタンチェーン」で、 『ハンター』以降の「チェーンコンボ」は弱P→弱K→中P→中K→強P→強Kのような「6ボタンチェーン」となっている。 どちらも、途中のボタンを抜かして後位の技へ繋げる事が可能。 ただしノックバックの関係から基本的に3ボタンまでが限界であるため、純粋にルートが増えた以外の意味は無い。 一応セイバーのフォボスは弱P→しゃがみ弱K→6中P→しゃがみ中K→6強P→(2段目キャンセル)しゃがみ強Kの6ボタンチェーンが繋がる。 なお、『ハンター』以降の「チェーンコンボ」は基本的に必殺技等でキャンセルする事ができない (例外的に順番押しコマンドのEX必殺技のみキャンセル可能)。 『セイヴァー』のみ、標準で空中チェーンコンボも使用可能。 『セイヴァー2』と『ハンター2』では標準では空中チェーンコンボを使えないが、ダークフォース中のみ空中チェーンコンボが可能。 空中チェーンコンボが使用できないタイトルでは、代わりに1回のジャンプで通常技を複数回出す事が可能となっている。 ガードキャンセル(GC) 相手の攻撃をガード中に特定の必殺技コマンドを入力する事で、ガード状態を即座にキャンセルしてすぐさま攻撃できる。 ガード操作(レバーを後方に入れる)と必殺技のレバー操作を同時に要求されるため難易度は比較的高いが、 連続してガードさせられている間はガード操作をしなくても自動でガードするため、入力が容易になる。 前述のチェーンコンボにリスクを負わせる存在として重要なものである。 これもやはり初代『ヴァンパイア』では公式名称は無く、『ハンター』でこの名が付けられた。 初代では厳しい固めに対する初心者の救済策として搭載され、 キャラクター毎に決められた特定の地上必殺技1種類(アナカリス、ビシャモン、フォボス、パイロンを除く)と、 ほぼすべての空中必殺技(ビシャモンを除く)が対応技となっていた。 しかし、初代のGCは成功しても見た目上の変化がほとんど無く、 単純に発動してもそのまま潰されてしまう事が多かったため、あまりその役には立っていなかった。 『ハンター』ではフォボス以外の空中GCが廃止された代わりに、 アナカリス以外の全キャラクターにGC対応必殺技が1種類ずつ存在し、 GCを成功させると発動時に無敵時間が付加されるようになったため、大幅に利便性が向上した。 また、グラフィック上の変化としても、発動したキャラクターが白く発光し、 画面に "GUARD REVERSAL" の表示もされるため、発動に成功したかどうかが一目で分かるようになっている。 しかし、一部のキャラクターのGCが強力すぎた事から、 『セイヴァー』以降は成功の難易度を上げるため、全てのキャラのGC対応必殺技が所謂昇龍拳コマンドに統一されている。 なお、画面表示も名称と同様の "GUARD CANCEL" に変更された。 アドバンシングガード(AG) 『セイヴァー』より追加。 相手の攻撃をガードしてから一定時間中に攻撃ボタンを規定回数連打(同時押しは1回としてカウントされる)すると、 相手を強制的に後ろに押し下げ、連続ガードや固めから脱出できる。 ちなみに連打回数が少なくとも発動するが多いほど発動確率が上がり、さらに発動時に入力していたボタンで押し返す距離が異なる。 なお、発動した時点でガード硬直が解除され、AG動作の硬直に上書きされ、これが短いため、小技以外なら基本的に硬直差で有利を取れる。 『セイヴァー2』『ハンター2』では確実に発動させるには8回の入力が必要。 ……と長らく言われてきたが、同作ガチ勢のきむ氏の研究により、実際は 「小=1点、中=2点、大=3点の点数制で、合計10点ジャストになるように入力(合計が10点を超えると0点扱いでやり直し)」 である事が明らかになっている。 失敗すると必殺技を空振りするリスクのあるガードキャンセルに比べ、こちらは失敗しても比較的隙の少ない通常技が出るだけで済むため、 ローリターンだが比較的ローリスクな行動である。 ただし、攻撃のタイミングを微妙にずらされると通常技の出掛かりにカウンターを貰ってしまう。 上級者同士の対戦になると、攻撃すると見せかけて相手のアドバンシングガードを誘い、 暴発した相手の通常技の出始めを潰しコンボをするといった高度な駆け引きも見られる。 なお、アナカリスのみアドバンシングガードをする事ができない。 追い討ち攻撃、移動起き上がり 初代『ヴァンパイア』では、ザベルのみ必殺技「スカルジャベリン」でダウン中の相手に追い討ち攻撃ができた。 『ハンター』以降ではこれが全キャラクター共通のシステムとして取り入れられ、コマンドを入力する事で追撃が可能となった。 この追い討ち攻撃は必殺技扱いとなっているため、ES版も存在する。 これを受け、『ハンター』以降は追い討ち攻撃を回避する手段として、 ダウン中にレバーを左右(『セイヴァー』以降ではレバー操作に加えボタンどれか)に入力する事で、 ダウン状態のまま左右に移動して、その後に起き上がる事ができる操作が追加された。 ただし、これを行うと起き上がるまでの時間が長くなるため、わざと移動起き上がりをしないという駆け引きもある。 ちなみに、その場・移動問わず起き上がりの硬直後1Fはジャンプのみ不可能で、移動起き上がり後は5Fほど通常投げを出せなくなる。 インパクトダメージゲージ 『セイヴァー』より採用。 従来の体力ゲージは1ラウンドが終了する毎に両者とも体力が全快した状態で次のラウンドを開始するが、 このシステムでは勝利側は受けたダメージを持ち越し、 敗北側はバットマーク(ライフ残量で、これを全て失うと負け)を1つ失った上でゲージが全回復する。 またタイムのカウントも引き継がれるが、『セイヴァー2』および『ハンター2』ではダウン時に残り時間が20延長される。 どちらかが体力ゲージを失ってダウンが発生した際には、そのまま試合は続行されるものの一旦仕切り直しとなるため、 発動中のダークフォースやオプション攻撃などは全て解除される。 受けるダメージは、赤いゲージで示される「確定ダメージ」と白く点滅する「回復可能ダメージ」に分かれており、 回復可能ダメージは、一定時間攻撃を食らったりガードしたりしなければ徐々に回復していく。 回復可能ダメージを含む分、合計したダメージは全体的に高めとなり、そのためプレイヤー間の実力の開きがあるほど早く決着が付いてしまう。 また、数回の読み合いで負けてもすぐ決着が付くため、上級者同士でも一方的な試合展開になったりもする。 スペシャルゲージ / スペシャルストックゲージ 試合中の画面下部(『ハンター』では体力ゲージの真下)には、体力ゲージとは別にゲージが存在し、 攻撃を出すなどの行動により徐々に溜まっていく。 初代ではストックできないため「スペシャルゲージ」と呼ばれる。 ゲージが満タンになると「Special」の文字が点灯し、ゲージを消費する行動を行うと0に戻る。 「Special」の点灯の有無に関わらず、ゲージは時間経過と共に徐々に減少していくが、「Special」点灯時はさらに減少が速くなる。 また、ラウンド間の引継ぎはできない。 『ハンター』以降では「スペシャルストックゲージ」と呼ばれ、ゲージが満タンになると「ストック」する事が可能になり、 最大99個までストックを溜める事ができる。溜めたゲージは、同一試合内なら次のラウンドへ持ち越す事ができる。 『セイヴァー』以降ではストックを同時に2つや3つ消費するEX必殺技なども存在する。 『クロニクル』では初代タイプとハンター・セイヴァータイプのゲージを選択可能。 ゲージが満タンになると、以下の行動が可能になる。 ES必殺技 普段の必殺技の強化版。通常よりダメージが大きいなど単純に効果を増大させるものが多いが、中には全く性質が変わってしまうものもある。 初代では、ストックしておく事ができず、ゲージがMAXになった後徐々に0に向かって減っていく仕様になっている。後の『KOF』のパワーMAXのようなシステム。 その間にES版に対応した必殺技を出すと自動的にES化し、ゲージが強制的に0に戻る。 さらに、弱中強でそれぞれES必殺技の性能が変化するものも多い。 中には、Special点灯時に発動するとゲージのみ消費されるが、性能が通常版から全く変化しないというリスクのある技もある。 『ハンター』以降は、2ボタンを同時押しして通常の必殺技を出すと、ゲージを1本消費してES必殺技が発動するように仕様が変更された。 技の発動中は体が変色して(『セイヴァー』以降は全員共通で青色に)光る演出も追加される。 EX必殺技 ゲージが一杯になっている時だけ使用可能な、特殊な必殺技(所謂超必殺技)。多くは派手な演出を伴い、大きいダメージを与える。 なお、「EX必殺技」という名称は『ハンター』からで、初代では「スペシャル必殺技(SP必殺技)」と呼ばれていた。 『ハンター』以降では技の発動中、体が虹色に発光する。 なお、モリガンの「ダークネスイリュージョン」のようなボタン順番押しコマンドのEX必殺技に限り、 本来ならキャンセル不可能なチェーンコンボを強制的にキャンセルする事が可能になっている。 『セイヴァー』以降はスペシャルストックゲージを2本もしくは3本消費するEX必殺技も登場した。 なお、『クロニクル』でゲームシステムを「ヴァンパイアモード」にした場合、 本来2つ以上を消費するEX必殺技やダークフォースも1回のスペシャルゲージ点灯のみで使用可能になる。 ダークフォース 『セイヴァー』より追加。一定時間背景が変化し、特殊能力を発動できる。発動時に僅かに全身無敵が存在する。 『セイヴァー』と『セイヴァー2』 『ハンター2』でそれぞれシステムが違い、 PS版『セイヴァー EXエディション』のゲーム内表記およびPS2版『ダークストーカーズコレクション』の説明書では、 『セイヴァー』版が「D.F.CHANGE(ダークフォース チェンジ)」、 『セイヴァー2』 『ハンター2』版が「D.F.POWER(ダークフォース パワー)」と呼称されている。 『セイヴァー』の「ダークフォースチェンジ」はキャラクター毎に効果が異なり、 ゲージを1つ消費して「攻撃を受けてものけぞらない」「追加攻撃するユニットなどが追加」などの一時的な強化がなされる。 弱・中ボタン、強ボタンで異なる2種類のダークフォースを所持しているキャラクターもいる。 ただし制限時間のゲージが0になると、技などの動作が終了した時点で強制的に終了ポーズとなり、隙が発生するというリスクがある。 なお、制限時間内でも任意のタイミングで自分から終了させる事もできるため、相手をダウンさせている間に解除して隙の軽減なども可能。 これらの一部は元は『ハンター』以前でのEX必殺技であり、 『セイヴァー2』と『ハンター2』でEX必殺技として引き継がれているものもある。 固有の技として扱われているため、それぞれに個別の技名が付けられている。 『セイヴァー2』と『ハンター2』の「ダークフォースパワー」は全キャラクター共通で、 ゲージを同時に2つ消費し「相手に与えたダメージが全て回復不能ダメージになる」「自身の体力回復が速くなる」 「空中チェーンコンボが可能になる」「特定のEX必殺技が強化される」といった効果が得られる。 所謂『THE KING OF FIGHTERS』シリーズの「パワーMAX発動」や「MAX超必殺技」に近いシステムになった。 終了時の隙は存在せず、制限時間が終了すると技の動作中でも強制的に解除される。 さらに、『ダクコレ』内の『ハンター2』のアレンジバージョンでは性質が少し異なり、 体力回復の代わりに「攻撃力と防御力が上昇」「1発分の攻撃を受けても仰け反らない(スーパーアーマー)」という効果に変わっている。 『クロニクル』では後者も初代ゲージ時は1本で発動可能。 乱入キャラクターと最終ボス 最終ボスは、『初代』『ハンター』『ハンター2』では パイロン 、『セイヴァー2』『クロニクル』では ジェダ で固定。 『セイヴァー』では大半が ジェダ だが、一部使用キャラによって異なる場合がある。 また、『セイヴァー』以降は隠しボスとして 朧ビシャモン 、『ダクコレ』ではさらに ディー も登場する。 その他、『セイヴァー』『セイヴァー2』『ハンター2』の3作品では条件を満たすと各キャラ別の乱入キャラクターが登場する。 + 乱入キャラクター・最終ボスリスト 以下、『セイヴァー』を『S1』、『セイヴァー2』を『S2』、『ハンター2』を『H2』と略記する。 この3作品では各キャラクター個別で乱入キャラクターが割り当てられており、5人目までにノーコンティニュー(乱入も不可)でコンプリート勝利を続け、 EXフィニッシュまたはダークフォースフィニッシュを3回以上行うと出現する(削りによるチープフィニッシュは不可)。 登場するキャラクターは基本的に3作品で共通である事が多いが、未登場キャラクターが割り当てられていたり、 ボスと被っているなどの理由で別のキャラクターに変更されている場合もある。 最終ボスは『S1』では各キャラクター毎に違いがあるが、大半はジェダが専用ステージ「FETUS OF GOD」で登場し、 その直前のステージが必ず「IRON HORSE, IRON TERROR」になる。 一部でジェダ以外の別のキャラクターが最終ボスに割り当てられている場合もあり、 その場合の多くはジェダが中ボスとなり、前述のステージ設定が一つずつ前にずれる。 リリスとジェダについてはジェダが乱入キャラクターとなっており、最終ボス直前のステージが「IRON HORSE, IRON TERROR」になる。 『S2』では中ボスとしてパイロン、最終ボスとしてジェダが登場し、『H2』では中ボスがフォボスで最終ボスがパイロンとなっている。 ただし、シャドウとマリオネットは例外(後述)。ステージ設定は共通で「IRON HORSE, IRON TERROR」→「FETUS OF GOD」となる。 『ダクコレ』収録の『S2アレンジ』では中ボスがパイロンに固定されなくなり、他のキャラクターも登場するようになった。 キャラ 乱入 『S1』最終ボス 『S1』 『S2』 『H2』 デミトリ ビシャモン モリガン ガロン バレッタ アナカリス ダークガロン ビクトル リリス ガロン ジェダ ザベル レイレイ ジェダ モリガン デミトリ リリス アナカリス キュービィ サスカッチ ジェダ フェリシア モリガン リリス ビシャモン朧ビシャモン ビクトル ジェダ オルバス フェリシア ジェダ サスカッチ オルバス ジェダ フォボス パイロン フェリシア モリガン ジェダ パイロン ドノヴァン フォボス ドノヴァン ジェダ ドノヴァン フォボス バレッタ デミトリ ジェダ レイレイ ザベル ジェダ リリス ジェダ モリガン ジェダ モリガン キュービィ アナカリス ジェダ バレッタ ガロン ドノヴァン ガロン ザベル ジェダ ジェダ デミトリ ジェダ デミトリ ダークガロン バレッタ ガロン ディー デミトリ ジェダ 各キャラ補足事項 モリガンは出現テーブルのひとつに通常の敵としてデミトリが組み込まれているパターンがあり、この場合はどちらか一方しか登場しない。 リリスとジェダはジェダが乱入キャラクターとなっているため、出現テーブルにジェダが組み込まれていない。 ジェダの『S1』最終ボスのデミトリは本来のジェダ専用ステージ「FETUS OF GOD」に登場する。 ダークガロンは通常のガロンと違い、家庭用『S2』『H2』でもそのままバレッタが乱入してくる。 シャドウは初期状態のキャラクターと同じ組み合わせになる。ただし出現テーブル自体はキャラクター毎に独自の1種類のみとなり、『S2』と『H2』では通常キャラクターと違い中ボスは固定されていない。『S1』で開始がモリガンの場合、ジェダが一切登場しない珍しいパターンとなる。 マリオネットもシャドウと同様だが、初期状態に割り当てられたキャラクターはランダムに決定されプレイヤーに明示されず、すぐに次の対戦相手と同じキャラクターに変わってしまうため確認不可。 (以上、格ゲー.comの過去の版より転記) MUGENにおけるヴァンパイアシリーズ 特徴的なキャラが揃っているものの、ニコMUGEN動画では意外と出番が少ない。 また、登場しても大抵はチェーンコンボをEX必殺技でキャンセルするなどゲスト参戦したゲームの仕様だったり、アレンジ版であったりする。 そもそも、原作仕様のキャラが初期の頃は非常に少なく、アバレッタの異名で知られるバレッタも『MVC』アレンジ。 原作再現系で活躍していたのはサスカッチ、ザベル、ガロン、ジェダぐらいであった。 *1 実際の所、単純なゲームスピードなら『ストII'TURBO』が上であるし、 1試合に要する時間は、例えば3D格ゲーまで範囲を広げれば初代『バーチャファイター』などは、 (ダメージ応酬が大味な事もあって)15~20秒程度でのラウンド決着もザラであった。 『セイヴァー』が問題だったのは、それらに比べて多彩なキャンセル必殺技はもちろん、 空中ガード、チェーンコンボ、アドバンシングガード、追い打ち攻撃、ガーキャン、ES・EX必殺技に伴う体力バー以外のゲージ管理など、 2D格ゲー作品群でもトップクラスの戦闘リソースが短時間でのラウンド決着という流れに組み込まれており、 ターボモードでゲーム開始した場合、受ける側はおろか場合によっては攻める側ですら、 それらのシステムリソース利用が操作技術として追い付かない事態が往々にして起こったという事である。 基礎ポテンシャルが圧倒的と言われた『セイヴァー』ザベルが、あまりの操作要求の高さにその能力を十全に発揮し得るプレイヤーが極々一部しかおらず、 ザベル使い達が自ら「理論値最強キャラ」と自嘲気味の評価を下しているのは、 そういった『セイヴァー』が抱える作品システム利用の敷居の高さが反映された結果とも言える。 ……とはいえ、7割のポテンシャルを平均的に引き出せれば最上位付近にいられるのがザベルの恐ろしさなんですけどね!
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ソフト名 状態 クリア条件 画像 達成日 達成者 ヴァンパイアクロニクル(ED) 打開済 特定キャラ以外を使用してクリア ○○ 2010/01/31 END ヴァンパイアクロニクル(ジェダ) 未打開 ジェダを使用してクリア ヴァンパイアクロニクル(シャドウ) 対象外 シャドウを使用してクリア ヴァンパイアクロニクル(マリオネット) 対象外 マリオネットを使用してクリア
https://w.atwiki.jp/psparchives/pages/522.html
オンライン対戦出来ないのか。残念。 -- (なーんだ) 2011-02-11 14 55 27 ロードは高速モードで初戦のみ4~5秒それ以降3秒 -- (名無しさん) 2011-02-13 18 25 52 悪くはないのだが、やはり容量削減かパターンが簡素になってる気がする。 シリーズ宿命の必殺技コマンドの難易度が健在なので、 昨今の格闘ゲーに慣れてる人は必殺技入力で不便さを感じるかも。 キャラや出来は決して悪くない、アーカイブスではむしろオススメな方。 -- (名無しさん) 2011-03-02 09 42 27 PSPで遊びたい人は『ヴァンパイア クロニクル ザ カオス タワー』の ダウンロード版もPSNで配信されているので、そちらも要検討。 キャラのアニメパターン削減については、当時のPS1実機の メモリ容量の少なさが足を引っ張っちゃってたのだと思う。 しかしもちろんゲームの面白さそのものは損なわれてはいないし、 この家庭用オリジナルのモードも充実しているので、2D格闘好きなら損はしないかと。 -- (名無しさん) 2011-03-02 16 07 42 リザレクションがリリースされた現在ではあまり必要ないかと -- (名無しさん) 2013-04-17 11 29 34 オリジナルのカラーエディットのVS画面の立ちアニメーションはぬるぬるしてるけど いざ戦闘が始まると容量の都合で結構カクカク動く。ただ戦闘のテンポ自体は悪くない。 上記のコメントの方々も言っている通り PS3ならネット対戦も対応してハンターもセイヴァーも出来る ヴァンパイアリザレクションが出ていて PSPやvitaでもセイヴァーをベースにヴァンパイアからセイヴァー2までの システムと性能を盛り込んだヴァンパイアクロニクルがダウンロード販売しているので 対戦メインならそちらを買った方が良い。 ただ、今作のみカラーとキャラネームをエディットできるモードがあり このカラーエディットを楽しみたいと言う人 もしくはどうしても安く購入したいと言う人はリザレクション、クロニクルより安価なので 購入の価値はあるかも。 ちなみにカラーエディットはカプエス2やKOFシリーズなど たまに格ゲーで見かける方法のカラーエディットになっている。 -- (koppe) 2013-04-24 12 51 58 ドノヴァンのEDがオリジナルっぽい -- (いの) 2013-11-24 21 22 59 オンライン対戦ないから買う価値なし -- (しょうた) 2014-04-05 07 00 22
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ヴァンパイアハンターまとめサイトへようこそ このサイトはヴァンパイアハンターを盛り上げるための総合wikiです。 ここは誰でも自由にページの作成、編集をすることができます。 現在はまだ項目も少ないですが、みんなで充実したwikiを作りましょう。 ■ヴァンパイアハンター 大会関連HP Darkstalkers Combination Cup http //www.vampire-dcc.com/ ■ヴァンパイアハンター 情報関連HP VAMPIRE RESURRECTION http //www.capcom.co.jp/VR/ VAMPIRE HUNTER MOVIES http //vampire-hunter.net/ Darkstalkers Frame Data http //darkstalkers.moryou.com/ ■虹2ND@画像掲示板:カプコン格ゲー総合2(スト2・ヴァンパイア) http //bbs03.gazoubbs.com/test/read.cgi/2ji2nd/1210246001/ ■ハンター用ダイヤグラム作成表 http //psotools.s68.xrea.com/diagram/diagramvh.html ■対戦・大会の盛んな対戦台設置店 高田馬場ミカド http //mi-ka-do.net/baba/ クラブセガ新宿西口 http //location.sega.jp/loc_web/cs_shinjukunishiguchi.html 西日暮里 GAME SPOT VERSUS http //www.game-versus.net/index.html 中野TRF(月曜限定稼動、初中級者限定) http //www.trftrf.com/index.html ■交流その他 ~ヴァンパイアハンター 第14パイロン~ http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamefight/1243693505/ ~ヴァンパイアハンター15 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamefight/1255672369/ ヴァンパイアハンターコミュニティ(ニコニコ動画のアカウント必須) http //ch.nicovideo.jp/community/co84728 IRC部屋→irc.friend-chat.jp #ヴァンパイアリザレクション
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リリスという名前は、元はメソポタミアに伝わる伝承上の妖怪(別名「夜の魔女」)。吸血鬼の始祖とも言われる。 リリス(ヴァンパイアシリーズ) - この項目で解説 リリス・エルロン(テイルズオブデスティニー) リリス(ヴァンガードプリンセス) 「もとある場所に帰るだけ それを望んで、何が悪いの?」 初出作品 ヴァンパイア セイヴァー The Lord of Vampire 出身地 魔界・封印空間 生年月日 不詳 身長 168cm 体重 54kg スリーサイズ B74 W56 H83 種族 ?(サキュバス?) 「欲望の迷い子」 『ヴァンパイア』シリーズに『セイヴァー』より登場した欲望に迷い過ぎのサキュバス(?)。 そしてモリガンの使用率を激減させたA級戦犯。(S級はバレッタとQ-Bee)理由は性能の項目に後述。 CVはシリーズ作品中では 小西寛子 女史が担当。 後の『NAMCOxCAPCOM』や『クロスエッジ(Xedge)』に出演した際は担当声優が事実上引退してしまっていたため、 今井由香 女史に代わっている(尤もその今井女史も後に引退してしまったのだが)。別のリリスの人なのは気にするな! 『鬼武者Soul』では同作での上杉謙信や伊達政宗(こちらの方ではない。そっちもコラボで出てるけど)等との兼役で、 沢城みゆき 女史が担当している。 モリガンと対比的な要素のあるデザイン*1が特徴。主に胸とか。 技の名前*2にしてもモリガンが「シャドウブレイド」「ダークネスイリュージョン」などの暗・影の単語を冠した名前に対して、 「シャイニングブレイド」「ルミナスイリュージョン」などのように明・光の単語を冠した名前がつけられている。 また初代『ヴァンパイア』からモリガンの担ってきた「奔放で若々しく妖艶なお嬢様」路線を「セクシーで妖艶な大人の女」に変えたキャラでもある。 その理由はリリスのキャラが「未成熟な肉体の中に無邪気さと残酷さを内包する少女」と言うものであるため。但し実際は……後述。 勝利台詞が非常にエロい。直球な名詞は一切使われていないものの、その際どさたるやモリガン以上にド直球な表現である。 + そんな性的な勝利台詞の一例 「ね……教えて リリスの知らない楽しいこと」「こういうことって、初めてなの でも……なんだかフシギな感じ」「ヤン、くすぐったいよ そんなのじゃ物足りないったら」「そんなにキツくしたら 壊れちゃうよう……!」「痛いの、キライじゃないよ だんだんキモチよくなってくるもの」「あ……どうしよう こんなに熱くなってきちゃった……」「なにかが溶けていく感じ フワーッとしてすごくイイ気分……」「どうしてやめちゃうの? もっとして欲しいよう」「ヘンなの…… ぐったりしちゃってる……フフッ」 参考動画 当時のカプコンは狂っていた(色々な意味で)。 ちなみに『ナムカプ』に出演した際にも上記の台詞の一部を喋っている。 対象年齢的に危なそうだが大丈夫だったのだろうか。 開発スタッフ曰く、このような台詞を言うにしてもそれは言葉を文の意味以上に考えていないだけで、 元がサキュバスなだけに意識せずとも相手の動揺を誘う言葉遣いになっているとか。 公式の名称は「リリス」なのだが、他の同名キャラとの混同を避けるために 「欲望の迷い子リリス」「リリス・アーンスランド」と呼び分けられる事もある(ちなみに公式でアーンスランド姓の設定はない)。 キャラクター設定 誕生の時点で、三大貴族と呼ばれるS級魔族を凌駕するほどの魔力を持って生まれたモリガン・アーンスランド。 しかし、その余りあるその力は、暴走して自滅することを危惧した養父の魔王ベリオールによって、 モリガンの本来の肉体、封印空間、ベリオールの体内3つに分けられた。 ベリオールが逝くことで、封印された魔力は元の体にもどり、ベリオールの望んだ「次の魔界の主」たる本来の力がモリガンに戻るはずだった。 だが、ベリオールが取り込んでいた「彼女らの一部」が失われたため、生後すぐのモリガンが有していた力は、100パーセントには戻らない。 しかも.....封印していた魔力に、ベリオールですら気づかなかったある異変が起こっていたのだ。 閉じこめられていた魔力は、封印の空間のなかで「人格」を持つようになっていた。 彼女....リリスが自我を認識しはじめたのは、封印の儀式から数十年後。 リリスの意識に時折紛れ込んでくるのは、かつての自分自身、モリガンの心だった(モリガン側は、このことに気づくことはなかったようだ)。 リリスは魔界という実体の世界を知り、思いを募らせていく。 それは至極原始的な、帰巣本能とでも呼ぶべきものであり、憧れや嫉妬といった通常の感情とはやや異なるものである。 魔界において魔力とは「魂」の強さを表す。強引に分断された魔力の一片が、元の形、つまり「魂」として再構成されたとしても不思議はない。 そして、それはモリガンが別個の人格を生み出せるほどの魔力を有していたことの証明でもある。 復活の冥王ジェダの企みにより、リリスは「実体」を得る。 モリガンとその他のダークストーカーズの誘致がその交換条件であった。 当然ながらモリガンの持つ真のパワーは、ジェダにとっては見逃せないエネルギー源であったからだ。 「救世」というジェダの言葉の真意を、彼女が理解していたかどうかはわからない。 しかし彼女は嬉々としてその「かりそめの自由」を楽しむ。 リリスにとって、この「魔次元」は偽りなどではない本当の世界、ようやく「誕生」することのできた世界なのだ。 募らせた好奇心を満足させる戦う相手と、その先にある「もとの体」にもどるという目的があるかぎり、彼女の喜びは続く。 宵闇の暗さを知らず遊ぶ幼子のように…… + リリスの性別について 彼女は、肉体的には女性と考えて問題ない。 ジェダが与えた「仮の体」とは、リリス自身が望んだ「そうありたい姿」であり、まぎれもなくモリガンの模倣である。 ただ、見るところ、完全なコピーはできなかったようである。 これは推測であるが、彼女の見た目が幼いのは、自分が完全でない存在だとの思いこみが現れたものではないだろうか。 それは大人に憧れる子供、あるいは「女性」になりきれない「処女性」とも言いかえられるかもしれない。 ただ、彼女がその体を維持しつづけるかという点は確証がない。 自分自身が「そうありたい」と願えば、ジェダの力が有効である条件下においては、彼女は男性にも「なれる」からである。 モリガンとの一体化を強く願うのならば、征服者としての「男性」の姿をとることもありうるだろう。 もちろん、そのためには膨大なエネルギー、思いこみを物質化させる力が必要であり、 ジェダの加護なしでは(あるいはそれを得たとしても)むずかしい所業であると思われる。 (電波新聞社『ALL ABOUT ヴァンパイアセイヴァー』より) ……とまぁこのような設定や性格、そしてぺったんこな胸から少女としてのイメージが強いリリスだが、 冷静に設定を見返すと身長はモリガンより4cm低いだけだし(フェリシアと同じで春麗とほぼ同じ身長)、 ヒップはモリガンと同じだしで実際の所その姿はあんまり少女とは言いにくかったりする。 前世紀に発売されていたゲーメスト増刊『ギャルズアイランド』でのカプコンスタッフインタビューでは 「髪型を変えただけでは印象がモリガンとあまり変わらないと思ったので、胸を削りました」とスタッフの一人が回答していたが、 開発中には本当に両性具有もしくは実は男の子という設定だった(注釈1を参照)こともあり、そっちの影響が強く出たのだとも思える。 しかし、外見もさることながらやはりその性格面でのキャラ付けが多くのファンに「リリスはロリ」との先入観を植え付けてしまったのだろう。 自身のEDではモリガンに勝利するも融合を果たす直前に消滅。肉体が触れ合うことがないまま消えたので、融合はできなかったと思われる。 モリガンEDではリリスは望み通りモリガンの体内に迎え入れられ融合を果たし、モリガンとの同化を実現させた。 当時『セイヴァー』のファンブックではこれについてカプコンによる公式回答があり、 一体化した場合「2つの人格が融合・共存することになるでしょう」とのこと。 どちらにせよリリスという個人は消滅してしまったかと思われる。 『VS.』シリーズでは、モリガンの対戦前イントロでリリスが彼女と融合するような演出があったり、特定の技や勝利ポーズ、EDで登場していたりする。 + 『VS.』シリーズ、ネタバレ注意 『MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』ではモリガンと頭をぶつけた拍子に入れ替わってしまった、 「リリス風モリガン」という隠しキャラが登場している。 本来の体なので満足か…と思いきや胸が重くて肩が凝る、と何かと不便らしくEDではモリガンカラーのリリスと再び頭をぶつけて元に戻ろうとしている。 しかし、早とちりした誰かさんの乱入のために更にとんでもない事になってしまうのだが……。 格好のネタだと思うのだが、未だにMUGENキャラで実現していないのが残念でならない + 余談 かつてガンガンWINGで連載されていた東まゆみの漫画『ヴァンパイアセイヴァー 魂の迷い子』では 未完の大器ポジションゆえか主人公に抜擢されており、ジェダの野望に反発し人間界に降り立ったリリスが、 ジョーンという少年との出会いでモリガンの一部としてではなく、一個の命として生きる事を志すというストーリーで、 リリスの出自など基本設定は同じながらも、性格や物語はゲームと異なる展開を見せている。 オリジナル技「光の矢」もその一つで、ジョーンの危機に彼が描いていたロビン・フッドの絵をヒントにして編み出し、 ジェダとの決戦でもこの技が決定打となっている。 『ナムカプ』ではそのコミックの影響を受けたのだろうか、モリガンとリリスが別個の存在となるイベントがあったりする。 キャラクター性能 モリガンのパチモンかと思いきや、全く性質の異なるキャラ。 それどころかゲージを有しての爆発力にかけてはモリガンよりも上で、『セイヴァー』屈指の「パワーキャラ」でもある。 とにかく特筆すべきは至近距離での破壊力。 まず「リリス版ダークネスイリュージョン」こと「ルミナスイリュージョン」は単純に攻撃力が「ダクネス」よりも高く、 加えて「空中版」は発生「2フレ」、無敵時間「1フレ」となっているため、相手のジャンプ攻撃のガード後に出す事が出来ればとても頼もしい武器となる。 これによりズラシや重ねでルミナスを絡めてヒットさせた場合には2コンボで死亡と言う事もある。 また密着時に投げを強Pで入力した場合は自動二択にもなり打撃と投げというシンプルで非常に強い二択が仕掛けられるのも強み。 通常技のリーチ自体は特別に長いものではないが、ジャンプ攻撃の判定が強く、地上ダッシュの性能も良いので、相手に触る事に関してもモリガンより上。 相手の上から入る場合も下・横方向共に判定の優秀な強Pの存在、横押しの速度も非常に速いため横と上から相手を大きく揺さぶる事ができる。 遠距離での牽制としてもなかなか優秀な低空「ソウルフラッシュ」、機動力の高いダッシュ攻撃、 これらは全てゲージに直結しやすゲージ自体もダメージに直結しやすい技が揃っている。 また相手のターンになっても昇竜があるため逆二択を迫れる。 これだけなら相当な強キャラのように見えるリリスだが、その強さには欠陥が多いので弱キャラに分類される。 まず、リリスには使える部類の通常対空技が皆無と言う事。 ゲームスピードが速い『セイヴァー』において、 相手が通常技を出しながら飛び込んできたのを確認して昇竜で全て叩き落とすと言うのは、非常にプレイヤーに負担をかける。 その無敵対空技の「シャイニングブレイド」は空中ガード可能で初段判定が低く、 肝心の無敵も頭部から先に消えるので、引き付けが甘いと頭を一方的に蹴られる。 一見対空技に見える「スプレンダーラブ」は無敵が無く発生も遅いため使えない。 また、コマンド投げが出が遅い移動投げであり、確定に近いダメージを取る事ができないので、ダメージソースとして期待が出来ない。 自動二択はとても優秀で強い選択肢だが、相手に投げ受身をとられてしまうとリリス側がとても不利になってしまう。 加えて、強Kの性能も悪く、発生の遅さやチェーンを絡めた時の有効間合いの狭さを考えると役に立たない言っても過言ではない。 ダッシュ攻撃も中段攻撃ではなく地上攻撃となるため、他のキャラのような素早い中段も持っていない。 攻撃力の高いルミナスコンボがガードでさばかれても、裏の選択肢である投げも通常技しかないため、 決定的なダメージを取るという事が、他キャラよりも難しい。 しかしそれ故に奥が深く、『セイヴァー』特有の読み合いや駆け引きに絡む行動を生かす事により勝てるキャラであるため、 同じく弱キャラのモリガンよりも使用率が高い。 参考動画 EX必殺技の一つである「グルーミーパペットショウ」(2ゲージ消費)は、 格ゲー内でリズムゲー(比喩ではなくモノホン)をする(させる)異色の技である。 2 06辺りから 見た目は楽しい技だが、技名を日本語訳すると「悲しき人形劇」。 MUGENにおけるリリス 人気キャラだけあって、多く存在している。 + MMR氏作 MMR氏作 原作再現?AI無し。 + Ssonic氏作 ヴァンパイア仕様 LilithEX Ssonic氏作 ヴァンパイア仕様 LilithEX 中々強い。 …グルーミーパペットショウが不完全なのが残念だが。 + 悪咲3号氏作 CVSアレンジ仕様 悪咲3号氏作 CVSアレンジ仕様 氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。 AIは未搭載だが、ホルン氏による外部AIが公開されている。 恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、ブロッキング&ジャストディフェンス頻度、グルーヴの設定が可能。 想定ランクは強~凶下位とのこと。 かつてはsyuri氏による強力なAIも存在していたのだが、 2016年のniftyアットホームページ終了によるサイト消滅を以て公開終了しており、最新版にも対応していない。 + TehBazzard氏 ShinDan氏作 CVSアレンジ仕様 TehBazzard氏 ShinDan氏作 CVSアレンジ仕様 『CVS』をベースに、かなりのアレンジが施されている。 また、氏が描き足したオリジナルのモーションも多々ある。 何故かセーラー服を着ている。AI無し。 + Sludge氏作 MVC風仕様 Sludge氏作 MVC風仕様 アレンジとして漫画版セイヴァーで登場した必殺技“金の矢”が搭載されている。 とはいえ通常必殺技扱いなので威力は期待できないが……。 AIも搭載されており、なかなか強い。 + Rajaaboy氏作 CVS+アレンジ仕様 Rajaaリリス Rajaaboy氏作 CVS+アレンジ仕様 Rajaaリリス 2017年に氏のサイトが消滅したため、残念ながら現在は正規入手不可。 氏の他の製作キャラの例に漏れず、肌が黒い。ガングロ(死語) ちゃんと普通の色にもできます。強いAIも搭載済み。 多くの分身技をもつトリッキーなキャラであり、なんとグルーミーパペットショウも搭載している。 また2009年3月にリニューアルされ、分身技のほとんどを撤廃し、また新しくアレンジされてほぼ別キャラになった。 古いバージョンは非公開になったため、両方残しておきたい人はうかつに上書きしないようにしよう。 リニューアル後は以前の分身技はなくなり、そのかわり新しいオリジナル技が追加されていたり、 必殺技一つ一つにゲージ消費のEX版があったり、オリコンが搭載されていたりしている。 さらに、2010年7月15日の更新で新MUGEN専用になった。 + Baby Bonnie Hood氏作 ヴァンパイア仕様 Baby Bonnie Hood氏作 ヴァンパイア仕様 現在は公開停止。 スタートボタンを押しながらキャラ選択する事で、 グルーミーパペットショウの代わりに全身から無数の光のコウモリを撃ち出す“Brilliant Shower”など、 MVCの「リリス風モリガン」をヴァンパイアセイヴァー風に再度アレンジされたような性能の裏キャラが使える。 リリス主体でモリガンと合体した完全版リリス? また、ガード不能・高威力の3ゲージEX必殺技である“Radiant Arrow”という名前の“金の矢”も搭載されている。 キャラの製作時期から考えると“金の矢”搭載のリリスはこのキャラが最初だと思われる。 ほどよい強さのAIが搭載されている。 + 操氏作 ヴァンパイアセイヴァー仕様 操氏作 ヴァンパイアセイヴァー仕様 「グルーミーパペットショウ」が搭載されている。 ピータン氏のAIが公開されていたが、最新版非対応。現在はhamer氏によって代理公開中。 また、2012年12月2日にペパーミント氏によるAIが公開された。 + 死門氏作 ナムカプ仕様 死門氏作 ナムカプ仕様 現在の氏のサイトでは公開されていないが、氏の旧サイトDLページ自体はまだ生きているので、 そこからダウンロードできる。 ナムカプドットなので動きは少ないが、必殺技「ソウルフラッシュ」「シャイニングブレイド」、 ゲージ消費超必「ルミナスイリュージョン」「スプレンダーラブ」もきっちり搭載されている。 蓬莱氏のAIが存在したが、現在は公開されておらず入手不可。この他には亜種ちゅ氏によるAIが本体同梱で公開されている。 + Damurugu氏作 アレンジ仕様 MDリリス Damurugu氏作 アレンジ仕様 MDリリス J. Reed氏やTenebrous氏らが製作したリリスを改変したキャラ。 MDリリスのMDとは「Mindless Doll」の略との事。 他のリリスと異なるのは分身技の「Mindless Doll」で出したヘルパーが本体と独立して行動する。 ヘルパーが出ている間は一時的にタッグで戦う事になる(設定でMindless Dollの使用は変更可)。 また、しゃがみ小パンがニック・コマンドーの小足とほぼ同性能であるため、これだけで永久ができる。 デフォでAIが搭載されており、紹介動画でも狂キャラに引けをとらない強さが垣間見れる。 既にデフォAIがあるもののAI募集中のようだ。 + 大垣氏作 手描きドット 大垣氏作 手描きドット うにゅほや水原奈優などを手掛けている大垣氏による手描きリリス。 氏曰く「ナムカプボイス(今井由香氏)に合う見た目のリリスが欲しかったので手描きで作ってみました」との事。 同氏作の真面目ユリと同様、色分けが豊富で、アームカバーやタイツの有無、 脚のコウモリ模様だけを残したカラーなど18種類のパレットが用意されている (レオタード部分がかなりきわどいYフロントなので、生脚カラーのインパクトがすごい)。 大垣氏特有のKOFシステムキャラで、ダークフォース以外のグルーミーパペットショウを含めた全ての技が搭載されている。 設定火力は若干高めだが、固定ダメージのルミナスイリュージョン以外はランダムダメージ幅が非常に大きく、 最大-50%与ダメージが減少する為、その時々で火力が大きく変動する独自システムを持っている。 その為牽制技単発で2割減らす場合もあれば、MAX超必殺を当てたのに2割も減らない場合もある。 本人のライフも882と少ない。 デフォルトのAIは搭載されていないが、ホルン氏によるAIパッチが2018年8月24日に公開された。 公開先はこの動画のキャプション内から ホルン氏AI紹介動画 プレイヤー操作 ちなみに、当wikiトップページのバニーガールも彼女である。もちろん持っている看板の内容は改変したもの。 出場大会 + 一覧 シングル MUGENなんたら大会 『ほぼ人外編』 ドキッ!女だらけのMUGEN大会 つるぺた杯 はい、一人組作ってかわいいトーナメント 夢幻界統一トーナメント【実況】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 阿部さん泣かせトーナメント オールスターゲージ増々トーナメント 強以上上限無しトーナメント【強~神クラス】 EPO成長トーナメント【えぽ】 MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 萌えよ☆ヒロインズトーナメント 戦闘力(おっぱい)80以下大会 新機能活用大会 リュウ前後凶中位級シングルランセレバトル たまに見るならこんな並キャラ大会 ピカ様主催!凶チュウ位シングルランセレバトル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ 同じ中の人タッグトーナメント 他力本願タッグトーナメント 見たことないタッグでトーナメント 正統派タッグトーナメント ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 新生ベストパートナー発掘トーナメント 遊撃祭 アンノーン主催FINALバトルロワイアル ランダムタッグ大会 MUGEN FANTASY タッグトーナメント 源流斎マキタッグトーナメントEX 萌属性別女子二人杯 MUGENトーナメント ドリームタッグ 第一回MUGENバスターズ!タッグトーナメント ゲージ増々タッグトーナメント 兄弟姉妹親子師弟とかでトーナメント【絆杯】 mugenオールスター?タッグファイト オシャレは勝つ!MUGENファッションショー オールスター男女ペア大戦2011~MUGEN戦士は二度死ぬ~ レンと一緒大会 9条流!全部全画面攻撃ランセレタッグトーナメント! お見合いトーナメント 友情の属性タッグトーナメント2 2012年公開キャラ&AIでタッグチーム大会 友情の属性タッグサバイバル ヨハン&ゲーニッツ中心凶タッグバトル 第一回MUGENバスターズ!タッグトーナメント(CV:すずきけいこ) ライダーor魔法少女と一緒の男女タッグ大会R(おまけ試合) チーム 格闘女王TEAMトーナメント 最終回MUGEN天下一武道会 『オールスター+α』 クィーンオブファイターズ =団体戦= MUGENなんたら大会 『全明星編』 カップ別チームトーナメント【おっぱい杯】 スタンダードチームバトルトーナメント ネタかリアルか?作品別本気80%トーナメント Gルガ以上ボスハルク未満チームトーナメント 正統派作品別トーナメント 生き残れ!4on4サバイバルトーナメント 良キャラ揃いの作品『別々』ランセレチームバトルロワイヤル 新しく出来たキャラとAIで作品別トーナメント 力こそ正義グランプリ 【自分よければ】自己中成長(?)サバイバル【すべてよし】 高性能大将クラスチームトーナメント 無茶?無謀?(第4弾) 作品別 成長 ランセレバトル 生き残れ!4on4サバイバルトナメ 2nd 作品別グランプリ 作品別「主人公だから大将」II ~マイナー勢の逆襲~ ほぼ作品別トーナメント【総勢128チーム】 捕食サバイバル【沙耶杯】 危険な町!サウスタウントーナメント 作品別トーナメント2011 伝統の作品別トーナメント 大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル しんぷる作品別チームトーナメント しんぷる作品別チームトーナメント2nd 作品別10人組お祭りトーナメント しんぷる作品別チームトーナメント3rd なんでもないテーマ別4on4サバイバル大会 種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】(おまけ) その他 最弱女王決定戦/Final 不破刃最強伝説:大会編 へー、君も同じ誕生月なのかトーナメント 【新機軸】空気読めない奴は汚ねえ花火だぜリーグ【作品別】 秋のおっぱい祭り【貧乳VS豊乳】 銀河帝国軍vs自由惑星同盟軍 力こそ正義(笑)グランプリ 初心に帰ってふつうの作品別チームリーグ 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 作品別B.C.2010 人数変動型!_種族別サバイバルバトル 生存確率1%!?密告中!サバイバル 大番長勢力属性別全国制覇タッグ戦 生存確率1%!?闘争中!サバイバル コミュニティー争奪祭~番長格付Festival~【番格FES】 ランセレパーティバトル デビルサマナー決定戦 逃走中サバイバル Persona4 MUGEN-BATTLE 四神・成長陣取り合戦 打倒剣帝!無差別級大会 戦国ランス 東西対抗戦 覇王の大陸 聖杯戦争サーヴァントバトル 90年代格闘ゲーム最強女王決定戦 六大勢力大陸争覇戦 感染拡大さばいばる オール人外_都会の棒倒しトーナメント 強ランク前後!!MUGEN大合戦!!!~秩序と混沌の戦い~ 更新停止中 タッグレース MUGEN・バトル・ラン 第2回作品別Ultimateトーナメント 【超過激】MUGEN作品別トーナメント【超危険】 第二回同名キャラタッグトーナメントWTマークIIセカンド クィーンオブファイターズ2009 出身作品別「主人公だから大将」ZERO 【戦力】国取り戦国MUGENバトル【補充】 【俺の屍を超えてゆけ】大会 凍結 最終なんたら大会『軌跡編』 陣取り合戦TAG 春なのにモテないからタッグトーナメント開く Big Bang Age 狂下位 ランセレコンビマッチ 削除済み 自分でも~メンバー+αで連勝式タッググランプリ チャンピオンズMリーグ KIZUNAランセレタッグバトル 力が・・・勝手に・・・&ゲジマユ【春だよっ!】 Re 超弩級作品別Big Bangトーナメント 作品別クインテットトーナメント マイBOSSマイHERO真・決定戦 まだ!僕の夢は魔物使いトーナメント マイBOSSマイHERO UP主選抜 CAPキャラ大集合 成績別ランセレバトル Best Heroine 決定戦 Best Heroine ゲジマユ 決定戦 最強ボス決定戦 マイBOSSマイHERO DRAMTICバトル マイBOSSマイHEROタッグマッチ決定戦 真・Bestヒローイン決定戦 マイBOSSマイHERO 最強タッグ決定戦 真冬のランセレサバイバルトーナメント 非表示 第三次新コンビ探求・男女ペアタッグ大会 良AI発掘?最麗の「作者」決定戦 5vs5チームトーナメントIII【はるかっか杯】 大体、凶ランクくらいの大会で勝ちあがるにはどうすりゃいいですか? 出演ストーリー + 一覧 MUGEN STORIES INFINITY MUGEN ショートストーリー Tea Party of Witches 戦極夢限-帝レース- 積みまっくす! 時をかける悪意-Evils in Hinamizawa- 七夜が往く はたらけアイスマン 宝石少女とツギハギのカミサマ 無限の果てに。 香霖堂夜想曲 プレイヤー操作 実況付きP操作 Tarie配信(235キャラ目操作キャラ、大垣氏製) *1 本来はモリガンの顔をすげ替えただけのコンパチキャラの予定が、グラフィック担当者の暴走こだわりによりほぼ別のキャラクターとなった。 今日におけるリリスの原型となる姿が描かれた企画書には、 「両性具有か実は男というのがいいと思うのですがどうでしょう」などとトチ狂った設定案がシラフで書かれており、 キャラ設定の「本人が望むならば少年の姿である可能性もあった」というのはこの趣味丸出し過ぎる廃案の名残だと思われる。 当初は天使と魔族との混血設定で、モリガンの姉だったようだ(この時点ではまだ胸が有り、頭部には天使の羽が生えていた)。 (参考文献:株式会社カプコン発行、販売『ヴァンパイア グラフィックファイル』) *2 通常技はモリガンと基本的には共通。なので技名も同様にエロい。 例としては「エクスタシークライム(たちのぼる恍惚)《近立強P》」、「スプラッシュリビドー(はじける性衝動)《遠立強P》」など。 しかし、「センシャルインサート(官能的な挿入)《屈中K》」、「ロマンティックスレイ(夢想的な悩殺)《屈強K》」など、 リリス専用の技も案外多かったりする。 他にも“モリガンと技の基本的動作は同じだが技名が多少異なる”といったパターンもある。
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ヴァンパイアプラス スカイアイ 概要 正式名称:タドゥオス星系人製機動兵器A42 兵器種別:機動兵器 製造年:不明 兵装: 頭部レーザー砲 マイクロミサイルポッド 大型ビームソード ダブルフレームカノン フレームスティンガー 備考: 第一次インベーダー、タドゥオス星系人の機動兵器。 ヴァンパイアのカスタム機だが、全身に渡り改修が施されており、 ベース機のパーツは3割以下となっている。 通信機器や電子兵装が大幅に強化されており、情報処理・分析能力 や索敵能力が大きく向上している。 また、新型の高出力ジェネレーターにより両腕部にフレームカノンを装備 しており、本体から切り離して小型攻撃機として運用する事も可能。 この装備はスプリガンに採用されている反重力機構の技術を応用した もので、機体制御にも用いられている。 あらゆる面でヴァンパイアを凌駕しているが量産性を度外視している ため、ほとんどワンオフチューン機と言える。 データ タドゥオス星系人製機動兵器A42 ヴァンパイアプラス, 機動兵器, 1, 1 陸, 4, M, 7000, 160 特殊能力 ステルスLv3 迎撃武器=頭部レーザー砲 超回避Lv1.5=急速機動 15 110 5200, 190, 1300, 85 BABA, GNC_TadA42.bmp 頭部レーザー砲, 1000, 1, 2, +10, -, 5, -, AACA, +5, BP マイクロミサイルポッド, 1500, 3, 4, +0, 2, -, -, AABA, +0, 実M投L1連L6 大型ビームソード, 1600, 1, 1, +10, -, 10, -, AACA, +5, 武 ダブルフレームカノン, 1800, 2, 4, +0, -, 30, -, AACA, +10, B連L2 フレームスティンガー, 2000, 3, 5, +20, 6, -, 105, AABA, +0, 複 アニメーション 機動兵器 頭部レーザー砲, ニードルレーザー連射 ブルー マイクロミサイルポッド, MAP小型ミサイル 大型ビームソード(準備), 射撃武器 -.bmp;エナジーブレード ブルー 二刀流 大型ビームソード(攻撃), エナジーブレード突撃 ブルー 二刀流 大型ビームソード(命中), @戦闘アニメ_振り上げ攻撃;光振り上げ 中 ブルー;@戦闘アニメ_斬撃攻撃 二刀流;ビームサーベル ブルー 二刀流 ダブルフレームカノン(準備), 粒子集中 ブルー;ビームライフル "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48;ビームライフル "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48 ダブルフレームカノン(攻撃), ビームランチャー ブルー "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48;ビームランチャー ブルー "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48 ダブルフレームカノン(命中), 2連中ビーム ブルー;連続大爆発 フレームスティンガー(準備), ビームライフル "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48;ビームライフル "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48 フレームスティンガー(攻撃), ロックオン;ビームランチャー ブルー "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48;ビームランチャー ブルー "Anime\EFFECT_GNC_FrameCannon.bmp" 48;瞬間変形 GNC_TadA42(2).bmp;2WAY射出 フレームスティンガー(命中), 2連中ビーム ブルー;包囲ビーム ブルー Explode.wav;2.5;大斬撃 ブルー 二刀流;大爆発 分身(急速機動), @戦闘アニメ_急降下攻撃 相手ユニットID;テレポート Warship.wav 急速機動 相手ユニットID
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リリス サキュバスの少女。元気溌剌、魔族ではあるが人間と関わる事を好む。 その正体は、魔界の貴族、アーンスランド家の現当主が 幼き頃、その魔力を暴走させぬため、一時的に分離した魔力の一部。 それが時間とともに魂と意思を持ち、ある人物の助力を得て肉体をも構成した。 しかしリリスは、利用される事を嫌い、ある人物の元から逃走、人間界に。 人間界に逃げてから出会った青年、ジョーイと心を通わせ、人間に惹かれていく。 いつかは本体であるアーンスランド当主と、互いの存在を賭けて闘わねばならない事に 怯えている。 蝙蝠を操る事に長けており、着ている服も実は蝙蝠が変化したもの。 背の翼は、様々な姿に形を変えることができ、翼を用いた戦いを得意とする。 出典:格闘ゲーム「ヴァンパイアセイヴァー」 ※キャラクターの性格等、設定は漫画版「ヴァンパイアセイヴァー・魂の迷い子」ベース 【所持金】 不明 【所有アイテム】 無し 【スキル】
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■ヴァンパイアハンターとは 『GURPSヴァンパイアハンター』は現代の日本を舞台に、夜の世界を支配する魑魅魍魎――すなわち『ヴァンパイア』と戦う影の英雄を描く物語です。ヴァンパイアを討つ者――ヴァンパイアハンターは魔法の呪文や鍛えぬいた武術でヴァンパイアと戦うのです。 プレイヤーキャラクターは155CPか、より派手な戦いを望むのなら205CPで作成されます。つまり英雄クラスかそれ以上の非常に強力なキャラクターたちです。 ヴァンパイアハンターとしてヴァンパイアたちに立ち向かうキャラクターは特別な知識を持ち、厳しい訓練を受けています。「ヴァンパイアハンター基本セット」を必ず取得してください。残りの105CP、もしくは155CPでキャラクターを作成することになります。 「ヴァンパイアハンター基本セット」の内訳は以下となります。 ★ヴァンパイアハンター基本セット(50CP) ▼特殊な背景/ヴァンパイアハンター 20CP ヴァンパイアや魔法の存在を認知していること、それ自体がこの世界においては有利な特徴です。例えば、魔法の存在を知らない一般人は呪文を掛けられても抵抗しようとすらしないかもしれません。加えて、一般人は『神聖』な武器を使いこなすことができません! 強い意志力を持ったヴァンパイアハンターだけが『神聖』な武器を持ってヴァンパイアやその眷属に対抗することができるのです。 またPCとして作成されるキャラクターは全員アトランティス人、ムー人、レムリア人のうちどれかの転生者です。アトランティス語、ムー語、レムリア語のうち誰かを、知力と等しいレベルで(母語と同じ扱い)習得しています。「リングダスト」だけは例外的にこれが「土星語」になります。 こうした経緯からPCたちは作成時点で【第七感】【第八感】を「知力±意志の強さ(弱さ)」「生命力±意志の強さ(弱さ)」のどちらか高い方を技能なし値として使用することができます。これは「特殊な背景」による効果の一部として扱い、条件を満たせば特別にCPを支払っていなくても効果を発揮します。【第七感】【第八感】はCPを支払ってレベルを上げることが可能です。 NPCの中には当然ながら【第七感】【第八感】を持たないハンターも存在します。この場合、この特殊な背景の必要CPは「15CP」となり、ヴァンパイアハンター基本セットのCPが「45CP」となります。 ▼特権階級/ヴァンパイアハンター 10CP 政治家や高級官僚、富裕層など一部の特権階級はヴァンパイアの存在を知っています。これによりヴァンパイアハンターに対しては様々な便宜が図られます。ヴァンパイアによる怪事件が発生した際ヴァンパイアハンターが事件に介入しても、警察など公的組織による妨害がぱたりと止まることは珍しくありません! また刀剣・銃器の使用許可についても「ライセンスを持っている」ことにできる場合があります。 ▼我慢強さ 10CP ヴァンパイアハンターはその特殊な職能や特権と引き換えに、厳しい訓練を受けています。痛みに耐える訓練もその一つです。これはヴァンパイアに立ち向かう訓練でもあり、ハンターたちの秘密を聞き出そうとする過激な人々による拷問に耐えるための訓練でもあります。ヴァンパイアハンターとして作成されたPCはこの特徴を備えていないと不適格と見做されます。 ▼怖いもの知らずLv5 10CP ヴァンパイアは異形の存在であり、目にしただけでも恐怖判定を要求される場合があります!(GURPS百鬼夜翔のP59『美醜』、P77『外見』のルールを参照してください) このためヴァンパイアハンターは痛みに加え、恐怖に耐える訓練も課せられます。その上でヴァンパイアハンターたちは『覚悟を決めて』戦いに挑みますから、ヴァンパイアが正体を現しても恐怖判定にさらに+3のボーナスを得ることができます。 ▼戦闘即応 15CP ヴァンパイアハンターはその職務の性質上、戦闘に際してすばやく対応するための訓練を受けています。加えてこの特徴を持っていると、恐怖判定に+2のボーナス受けますから、全てのボーナスを合わせればヴァンパイアハンターは恐怖判定に+10のボーナスを受けることになります。 ▼使命/ヴァンパイアハンター -15CP ヴァンパイアハンターはしばしば使命を言い渡されます。これは「死の危険」がある使命です。冒険にあたっては、大抵ヴァンパイアの調査および討伐の使命を下されるところからセッションが始まるでしょう。『巻き込まれる』タイプのシナリオも想定されますが、比較的珍しいケースと考えられます。 ▼秘密/存在そのもの -15CP ヴァンパイア、そしてそれらを狩るヴァンパイアハンターや魔法の存在は、それ自体が重要な秘密です! 発覚すれば社会は大いに混乱し、最悪の場合崩壊に至ります。ヴァンパイアを討滅することはヴァンパイアハンターにとって重大な使命ですが、その秘密を守ることもまた重大な使命なのです。 ヴァンパイアではなく、ヴァンパイアやハンター、魔法の力の存在を暴露しようとする「人間」との戦いを命じられることも、場合によってはあり得るでしょう! ヴァンパイアたちも、自分たちの存在もあまり公にしようとはしません。彼らからしてみれば、人類が自分たちの存在に気付いていない方が何かと活動しやすいのです。とは言えヴァンパイアの性格・性質は多岐に渡ります。積極的に自分たちの存在を暴露しようとするヴァンパイアもいるでしょう。
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名前 リリス 種族 ズバット→ゴルバット(15話〜)→クロバット(17話〜) 性別 ♂ マスター アレックス(ボッ!の人) うp主 ボッ!の人 アレックスの手持ち。 れっきとした男だが、女の子と見まがう容姿の持ち主。 「こんな可愛い子が女の子のはずがない」と乱入してきた某聖帝もどきの一言でこの名前に。 捕まえたばかりの頃は気弱なショタッ子だったが、 進化してから性格が明るくなった他、女性口調になるなど、大きく変わった(*1)。 というよりも、口調についてはどことなく歌舞伎町二丁目を時折思わs(ry 成長したとはいえ、ビジュアル的に女性っぽさは抜けていないらしい。 元ネタ ヴァンパイアシリーズの登場人物「リリス」。 シリーズヒロインであるモリガンの分身みたいなキャラ。当然女性。 参照:ニコニコMUGENwiki - リリス -
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■「ヴァンパイアハンター」の社会 ▼現代の魔術師たち ヴァンパイアハンターの多くは「魔法の素質」やそれに類する特殊な能力を持っています。そうでなければ銃や刀剣、格闘技などの武芸の達人です。魔法の呪文や超人的な武芸の存在は「クルースニク」によって巧妙に隠されています。 GURPSヴァンパイアハンターの世界のマナの密度は「普通」で、時折「疎」や「密」な場所を見かける程度です。魔法の力の根源は、魔術師たちが持つ「信仰心」によります。魔法とは強い意志と信念――『内なる神』の力によって現実を捻じ曲げる力です。 このため多くの場所では、魔法は周囲の環境に依存しません。現実を捻じ曲げるための強い意志の力――『魔法の素質』を持っていれば魔法の呪文は効果を発揮します。 ですが例えば――異なる宗教の『神域』においては、現実を捻じ曲げる力が阻害されることがあります。例えば、神社の境内でキリスト教徒が魔法の呪文を扱おうとすれば、マナが「疎」であるものとして扱われます。逆に神道の教徒が魔法の呪文を扱うのであれば、マナは「密」として扱われるでしょう。 このルールは正しい〈神学〉(神を崇めていない魔術しであれば〈哲学〉)の知識を持っていればある程度軽減することができます。 比較的小規模な宗教施設――例えば一般的な町の神社の境内なら、〈神学/カトリック〉技能が12レベル以上あればマナが「普通」であるものとして呪文を扱えます。 信徒が多く集まる大規模な宗教施設(日本には著名な寺社が数多く存在します!)であれば、15レベル以上あればマナが「普通」であるものとして呪文を扱えます。 いわゆる「聖地」――日本神道においては富士山などが該当するでしょう――においては、技能レベルが20必要です! このことからもわかるように、特に魔法の呪文を扱うキャラクターは自分の宗教的帰属を明らかにしておく必要があります。必ずしも〈神学〉技能を習得する必要はありませんが、学んだ方がそれらしくはあるでしょう。稀にどんな宗教にも帰属しない魔術師やハンターも存在はしますが、彼らは独自の〈哲学〉を持っています。 この法則性には例外があります。 それがヴァンパイアが自らの住処とする『隠れ里』です。 多く『隠れ里』では、目の前の現実が容易に変容します。呪文の扱いは容易であり、同時に危険です! ヴァンパイアの『隠れ里』の多くでは、マナは「濃密」です。 ▼ヴァンパイアハンターの所持品 財産やアイテムの購入については、原則1ドル100円として取り扱います。ただし魔法の道具の中には特殊な取り扱いをするものもありますので、よくルールを参照するようにしてください。 魔法の呪文を使うにせよ使わないにせよ、魔法の道具によるバックアップがヴァンパイアとの戦いでは欠かせません。ヴァンパイアは魔法の力も身体能力も、人間とは桁外れです。150CPや200CPのキャラクターでパーティを組んでも窮地に追い込まれることは多々あるのです! このためヴァンパイアとの戦いではとにかくお金がかかります。GMは赤字にならないよう報酬をたっぷり用意すべきですし、プレイヤーは財産が「貧乏」以下のキャラクターが非常に不利になることを念頭においてキャラクターを作成すべきでしょう。 ▼ヴァンパイアハンターの「表の顔」 ヴァンパイアハンターたちは、「使命」を果たすことで『クルースニク』から報酬を得て生活をしている場合がほとんどです。とりわけ都市部ではヴァンパイアの出現頻度は多く、仕事に困ることはないでしょう。多くは『クルースニク』の支部が「たまり場」として設けているペーパーカンパニーの社員として扱われています。ただし、財産が「快適」以上のキャラクターは、副職を持っている場合もあるでしょうし、「未成年」なら学校に通っている場合が大半でしょう。GMとも相談しつつ、キャラクターの背景を定めてください。 辺境や田舎で現地に住み着いている強力なヴァンパイアを『監視』する役割に従事しているハンターもいます。そうしたハンターには定期的に報酬が支払われるようですが、怪しまれないために表向きの職業を持っている場合も多いようです。